歯が欠けたと思って当直明けに歯医者に飛び込んだ
土日もPTLS [Primary -care Trauma Life Support]でお勉強。みんなの前でシミュレーションを代表でやらさせるという無茶ぶりに堪えつつ、ご高名な先生に直接教えを乞うことができたのはよい経験でした。
「分かる」と「できる」の差ってデカいなと、受験勉強に明け暮れていたあの頃から何度も何度も繰り返し痛感させられてきたこの「一般論」、また再びって感じ。ということは復習しないとまたすぐ忘れてしまうということですよね。分かります。
院内で研修会をやってくれるのがありがたい限り。他院から遠路はるばるやってきた友人研修医たちと思いがけず再会し、束の間のランチタイムが癒しの週末でありました。研修医・たきいです。
先日の当直中、ひと仕事終えて研修医仮眠室に向かい、身体を冷たいベッドに放り投げて下の前歯の裏をいじっていたら、
欠けた。
家に帰ったら疲れて歯も磨かずにシャワーも浴びずに意識を失っていたこともしばしばあったので、歯における衛生環境の悪さに関しては、思い当たる節しかない。でも20代にして前歯欠けるとかクソダサイ、カッコ悪い本当にごめんだとか考え込んでしまったらその後救急車は来なかったものの、全然眠れずにすっかり寝不足、即、直明け歯医者さんへ。
「あまり痛くもないし大したことないのでは」という強がった甘い考えのもと、よさげな歯医者さんをググる精神的余裕はありました。
カタカナのクリニックでキレイな院内の写真のあるところだったらキレイなお姉さんがいる気がする
邪な考え、クリーンヒット。眠気眼をこすりながら、小さくガッツポーズ。歯医者さんの椅子、寝心地よさすぎる。いろんなものを咥えさせられて写真を撮られます。近距離でのフラッシュ。恥ずかしい。
美人歯科衛生士「歯科医院にいらっしゃるのはお久しぶりなようですね」
そうそう、大学生のときに生えかけの親知らずが痛すぎて駆け込んだきり。最後にきちんと診てもらったの小学生のときな気がする。
美人歯科衛生士「治療歴のないキレイな歯ですね~」
ふふふ。
美人歯科衛生士「たきいさん、欠けたのは歯じゃなくて、歯石でしたよ~」
あ、え、くそ汚い話じゃん、恥ずかしい。
ベテランおじいちゃん先生がやっているとこに行ったほうがよかったかなと一瞬思った。
そして、この写真はブログに載せるかどうか超絶迷うところなんだけども、
直明けの口腔環境、本邦初公開!
えー!!!
この検査、何をもって判断しているのかはよくわからないところではありますが、まさかの4分の3、磨き残し。ヤバくね?笑
幸いなことにこんな磨き残し状況を作っていても26歳にしてノー虫歯は継続中な模様。もっと大事にしようと思った次第です。
初診ということもあってかX線写真まで撮っていただいて丁寧に診ていただいたんですが、「大きい病院で親知らずを抜いたほうがいいかもしれません」とのこと。
勢い「そうしてみようと思います」って言っちゃったけど、果たして研修医に自分の身体を労わるそんな時間なんてあるのか、来年の夏休みなんかを親知らず抜きに捧げないといけないやつか。憎し、親知らず。学生のときにやっておけばよかった。
歯石クリーニングが思いのほか気持ちよくて満足度高めだったのでとりあえず来週も歯医者に行ってきます。
(美人上級医に第2弾○○三昧してもらった人(笑))