2019夏休み会いたかったよグンソク!長崎で平和を祈った終戦記念日編
夏休みが明けて普通に仕事していますが、数日間夏休みの思い出に浸らせてください。
2019夏休み全国ツアーは後半戦の九州へ。九州最初の地に選んだのは、まだ行ったことのなかった長崎でした。長崎市は台風10号の絶賛強風域に入っておりましたが、今回の旅では強運の連続だったので、途中ちょっと傘が必要なくらいですみました。長崎は今日も、雨じゃなかった。さすがにびっくり。日頃の行いの良さという功徳を使い果たした気がするので、夏休みが終わったらまた謙虚に生きよう……(笑)。研修医・たきいです。
長崎といえば、アノ人です。
グンソク「またそーやってブログネタにするんやろ」
たきい「そうです!笑」
グンソクというのはもちろんあだ名ですが、だいたいこの写真くらいの、いやそれ以上の高身長イケメンを想像していただければ幸いです。大学の同級生の中で一番働き者で、真面目で、ガッツがあって、っていうタイプの尊敬しているお友達。
たきい「うっひょー、長崎っぽい!」
グンソク「眼鏡橋ね。高校生のときここの橋すべて走ってわたるみたいなトレーニングしとった」
たきい「この土地が君のストイックさを育て上げたのね」
グンソク「普段は水かさここまで高くなくて川の脇歩けるんやけど台風来てるとダメやね」
たきい「オシャレすぎる」
グンソク「観光客はハートの岩探すっていう楽しみ方するんやけど、たきい明日ひとりやしな」
たきい「それひとりでやったらあかんやつ」
グンソク「予約したお店まだ前のお客さん出てないみたいなんよね。それまで知ってるお店でゼロ次会しよう。」
たきい「すっかり長崎の男じゃん、カッコいい」
グンソク「長崎の料理といえば卓袱料理っていうのがあるんやけど、まだそういうの食べる年じゃないと思うんよ」
たきい「シッポクリョウリ?」
グンソク「いろんな料理が乗っている正月料理みたいなやつ」
たきい「ググる~、ワカランリョウリ(和華蘭料理)やって、なるほどね」
グンソク「というわけでゼロ次会はこちらです」
たきい「角煮、最強に酒に合います」
グンソク「せっかくやし焼酎も飲んだら?」
たきい「めちゃめちゃうまいやないかーい!」
グンソク「長崎は給食にもクジラでるんよ」
たきい「宮城も一応あったよ、クジラのオーロラ煮みたいなやつ」
グンソク「なにそれ? 知らんわ」
たきい「え? 知らん? オーロラ煮」
グンソク「知らん」
東北と九州、やはりちょっと文化が違うのかもしれません。
グンソク「お、次のお店空いたって!」
グンソク「長崎大の人がよく来るんだって」
たきい「栃木でいう焼肉グレート的なやつね」
グンソク「懐かしいな(笑)、長崎だけど大阪屋で覚えとって!」
たきい「参りました」
たきい「ぐんぽよ先生ごちそうさまでした。明日おれは長崎でどこ行くのが正解?」
グンソク「明日雨のことも考慮にいれんといけんしな」
たきい「さすが先を読める男」
グンソク「原爆記念館行きたいんやろ? じゃあまずはそこ行って午前中はゆっくり考えていただいて、中華街でちゃんぽん食べて、時間あればグラバー園とかでいいんやない?」
たきい「完璧なご提案ありがとうございました。さすがです。」
長崎行く人は絶対この角煮饅頭たべたほうがいいと思う。
そういえば学生のときに寮の飲み会でグンソクにこのポーズやってもらったなぁと思い出に耽りながら、平和な日本で青春時代を過ごせたことに感謝しました。
原爆資料館はひとりで行ったわけですが、泣いちゃいました。
女学生の弁当箱という展示があって、お米が炭化しているんです。長崎に原爆が落とされたのは、1945年8月9日11時02分。女学生に大事に抱えられていたであろう弁当箱。もう少しで食べられるはずだったお米たちは、突然真っ黒にさせられてしまったのです。奪われた日常に思いを馳せると、涙しないわけにはいきませんでした。とても写真を撮る気分にはなれませんでした。ぜひ長崎にいって、あなたも女学生の弁当箱、直接ご覧になってください。
観光力がすごい長崎県でした。
グンソクありがとう!!!
お互いまた会う日までがんばりましょ!
(台風10号直撃地区の鳥取→長崎の移動を奇跡的にon timeでこなせた人(笑))