医学部志望の中高生向けに講演してきました
通算5回目くらいになる医学部志望者向けの講演会でした。医者になってからは初。てかまだ初期研修医、しかも1年目のくせにもうこんなに回数を重ねているなんて、とても貴重な経験をさせていただいております。前日におやじから来たメールに「明日の講演は慣れたもんだろうけど」って書いてあって笑いました。研修医・たきいです。
これから母校(!)で講演会。 pic.twitter.com/Fd8DeTdn0N
— たきい@仙台 (@takimaru_gt) October 14, 2018
今回は母校の河合塾仙台校にて。偉い先生の話を聞く機会はあっても、若手の話を高校生が聞く機会はなかなかないだろうからということでお招きいただきました。「研修医生活の話を多めに」というのがリクエストだったので、ぶちかましてきた本音。制限時間はきっかり守ったけどちょっとしゃべりすぎた気もする。
医学部志望の高校生と話すときに欠かさないようにしているのはこの話。
「医者っていってもいろいろある」っていうご指摘もその通りだとは思いますが、医師の95%だかは臨床医なんだそうで、「医者になるしかない」っていうのは概ね間違いではない表現な気がします。
「だからみんな、悩みに悩んで、自分と向き合いなさい」
っていうのが一番イイタイコトでした。伝わったかな。
大学生活を送りながら、居酒屋で仲間と語り合って、俺ってこんな人間なのかなとか思いながら職業選択も含めて将来に思いを馳せる、っていうのが割と健全な姿な気もしますが、医学部という学部へ進むことに決めてしまうと、そういうわけにはいきません。18歳で職業まで決めねばならぬのです。今の日本のシステムって、ちょっと変な気もする。
なんて真面目な話をしてから最後のオチはもちろん、
これからも講演会に呼んでいただけるような、さらに魅力ある人間目指して精進いたします。
講演会の前に相談に乗っていただいた医学生、研修医のみんなどうもありがとう!!!
参加者アンケートを読ませてもらいましたが、おかげさまで結構好評だったようです。
(もっとトークスキルをあげたい人(笑))